*10:41JST GMOインターネット---2Q大幅な増収増益、第2四半期配当を発表
GMOインターネット<4784>は、12日、2025年12月期第2四半期(25年1月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比489.0%増の385.06億円、営業利益が32.60億円(前年同期は1.20億円の損失)、経常利益が32.56億円(同1.02億円の損失)、親会社株主に帰属する中間純利益が24.10億円(同0.85億円の損失)となった。
インターネットインフラ事業の売上高は319.76億円、セグメント利益は35.74億円となった。インターネットを利用する上で無くならない、無くてはならないインフラに関するサービスを提供している。主な商材は、インターネットにおける住所となる「ドメイン」、データを保管するための「サーバー」、インターネットに接続するための回線・プロバイダーといったサービスとなっている。また、2024年11月より新たに提供を開始した、GPUホスティングサービスである「GMO GPUクラウド」も含まれている。なお、GMOインターネットグループから承継したインターネットインフラ事業は全て同セグメントに含まれている。加えて、海外子会社の取得により連結対象となった9社が、当中間連結会計期間よりセグメントに含まれることとなった。当中間連結会計期間においては、ドメインやサーバー、インターネット接続といった既存事業の売上・利益に関しては堅調に推移をする一方で、「GMO GPUクラウド」については、サービス開始後の立ち上げ期間となり、前四半期に続き投資が先行する形となった。
インターネット広告・メディア事業の売上高は68.05億円、セグメント利益は0.66億円となった。主に、広告商品の販売や提供する広告の管理運用といった、インターネット広告代理事業をはじめ、業界最大級の接続先を誇る「GMOSSP」といった広告配信プラットフォームの提供、自社WEBメディアの運営やそれに付随するツールの提供など、インターネットにおけるメディア運営にまつわる事業を行っている。旧来のGMOアドパートナーズ連結企業集団におけるインターネット広告事業及びインターネットメディア事業が同セグメントに含まれるほか、GMOインターネットグループから承継したインターネット広告・メディア事業についても含まれている。自社商材である「GMOSSP」の販売は堅調であるものの、インターネット広告代理事業における繁忙期需要の反動減の影響を受け、該当事業における前四半期対比の売上・利益は減少した。一方で、GMOインターネットグループからの事業承継があったことから、前年同期と比較した場合、売上・利益ともに増加している。
2025年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比477.0%増の750.00億円、営業利益が80.00億円、経常利益が78.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が50.00億円とする期初計画を据え置いている。
また、2025年12月期第2四半期配当について未定としていたが、記念配当1.47円を含む1株当たり配当金を4.17円とすることを発表した。
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