*16:35JST 日経VI:小幅に上昇、高値警戒感が緩和
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14日、前日比+0.06(上昇率0.24%)の24.56と小幅に上昇した。なお、高値は24.83、安値は23.99。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したが、今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落した始まった。日経225先物は昨日までの6日続伸で3050円上昇したことから、短期的な過熱感が強まっていた。そうした中、今日は日経225先物が取引開始後も下げ幅を拡大したことから高値警戒感が緩和。株価は大幅下落したものの、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは広がらず、日経VIは概ね昨日の水準近辺で推移した。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
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