*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:買い優勢の展開か
本日の東証グロース市場250指数先物は、買い優勢の展開を想定する。前日14日のダウ平均は11.01ドル安の44911.26ドル、ナスダックは2.47pt安の21710.67ptで取引を終了した。生産者物価指数(PPI)が3年ぶり大幅な伸びとなったため、大幅利下げ期待の後退で寄り付き後、下落。終日軟調に推移も、利下げ軌道は変わらずとの見方やアマゾン(AMZN)などのハイテクが強く、相場を支えた。終盤にかけて下げを縮小し、終了。下落した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、買い優勢の展開を想定する。このところ高値もち合いの様相を呈しているが、プライム市場との相関性は低下しており、相対的な出遅れ感がある。週足パラボリックが陽転したほか、日足ストキャスティクスが中位まで低下しているなど、テクニカル的にも買い手に分がありそうな状況で、日足ボリンジャーバンドのラス1シグマや5日移動平均線を軸に、底堅い展開となりそうだ。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比3pt高の782ptで終えている。上値のメドは790pt、下値のメドは775ptとする。
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