*14:13JST 豪ドル週間見通し:下げ渋りか、雇用安定は支援材料
■弱含み、中国経済指標の悪化を嫌気
今週の豪ドル・円は弱含み。豪準備銀行(中央銀行)による追加利下げは織り込み済みであったため、米9月利下げを意識した豪ドル買いが一時優勢となった。しかしながら、8月15日発表の中国7月小売売上高は市場予想を下回り、リスク回避的な豪ドル売り・円買いが観測された。米ドル・円相場が週末前に上げ渋ったことも影響したようだ。取引レンジ:95円52銭-96円84銭。
■下げ渋りか、雇用安定は支援材料
来週の豪ドル・円は下げ渋りか。豪準備銀行(中央銀行)の政策金利は当面据え置きとなる可能性が高い。国内の雇用情勢は特に悪化していないこと、米国の9月利下げの可能性は高いことから、米ドル・円相場に大きな動きがない場合、リスク回避的な豪ドル売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・特になし
予想レンジ:95円00銭-97円00銭
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