*08:15JST 今日の為替市場ポイント:米インフレ持続を意識してドルは下げ渋る可能性
15日のドル・円は、東京市場では147円87銭から146円98銭まで下落。欧米市場では146円74銭から147円33銭まで反発し、147円18銭で取引終了。本日18日のドル・円は主に147円台で推移か。米インフレ持続を意識してドルは下げ渋る可能性がある。
報道によると、8月15日に行われた米露首脳会談でトランプ米大統領は、ウクライナへの安全の保証について、北大西洋条約機構(NATO)加盟国が1国でも攻撃を受けた場合、加盟国全体への攻撃とみなして反撃するとしたNATO条約第5条(集団防衛条項)を考慮したイタリアによる提案について言及したようだ。一方、ロシアのプーチン大統領は16日、クレムリンでの高官会議で、トランプ米大統領との首脳会談をについて「時宜にかなって非常に有益だった」、「ウクライナ紛争についてロシアは米国の立場を尊重しており、平和的な終結を目指している」との見方を伝えている。ウクライナ戦争の終結に向けた動きは続いており、当面は欧州側の対応が注目されそうだ。
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