*13:08JST アドバンクリエ Research Memo(8):債務超過解消を最優先に2025年9月期は配当未定、株主優待も一時休止
■株主還元策
アドバンスクリエイト<8798>は配当政策について、「将来の成長戦略を遂行していくための原資となる内部留保の充実に努めるとともに、業績に応じた配当の実施等により、株主価値を高める」ことを基本方針とし、配当性向で50%以上を目標としている。2025年9月期については債務超過の解消を最優先すべく、1株当たり中間配当は無配とし、期末配当についても未定としている。
また、株主優待制度についても2025年9月期においては一時休止することを発表した。従来は、9月末時点で100株以上を保有する株主に対して、カードタイプのカタログギフト(一般販売価格2,700円(税抜))と福利厚生サービス「アドバンスクリエイトClub Off」の利用権を贈呈していた。債務超過が解消され、収益が成長軌道に復帰すれば株主優待も再開することが予想される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<HN>