*13:24JST フレアス---1Qは2ケタ増収、通期利益予想の上方修正を発表
フレアス<7062>は14日、2026年3月期第1四半期(25年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比44.8%増の23.93億円、営業損失が0.12億円(前年同期は0.59億円の損失)、経常損失が0.44億円(同0.71億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が0.70億円(同0.56億円の損失)となった。
マッサージ直営事業の売上高は10.36億円(前年同四半期比8.6%増)、セグメント利益は3.04億円(前年同四半期比10.5%増)となった。営業専門部署設置等による初療数の増加及び鍼灸施策による鍼灸レセプト数の増加により売上高が増加した結果、増収増益となった。
マッサージフランチャイズ事業の売上高は2.90億円(前年同四半期比29.4%増)、セグメント利益は0.80億円(前年同四半期比35.9%増)となった。当第1四半期連結累計期間末における加盟店数は351拠点(前年同四半期末比6.4%増)となった。ロイヤリティ収入等も、加盟店数の増加により増加した結果、増収増益となった。
メディカルケア事業の売上高は10.65億円(前年同四半期比187,9%増)、セグメント損失は0.75億円(前年同四半期は1.71億円の損失)となった。医療対応型療養施設事業は、2025年4月の事業譲受によるメディカルケアホーム富山1st、メディカルケアホーム富山2nd及びメディカルケアホーム富山3rdの開設と、2025年5月のメディカルケアホーム宇都宮の開設により、拠点数が15拠点となった。既存施設は、地域の医療機関等への営業活動の強化等により、登録利用者数が増加し、売上高が増加した。また、看護小規模多機能型居宅介護施設事業は、新規開設は完了し、拠点数が12拠点となった。一方で、医療対応型療養施設事業の新規開設のための費用が先行して発生した。
その他事業の売上高は0.01億円(前年同四半期比98.9%減)、セグメント損失は0.10億円(前年同四半期は0.06億円の利益)となった。前期までその他の事業に含まれていた訪問看護事業は、メディカルケア事業に変更したため、その他の事業は研修事業となっている。
2026年3月期通期の連結業績予想については、同日、業績予想の修正を発表した。売上高が前期比1.8%増(前回予想比33.0%減)の77.15億円、営業利益が2.91億円(同3.3%減)、経常利益が2.87億円(同202.8%増)、当期純利益が3.96億円(同637.1%増)としている。
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