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FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、ジャクソンホール会合を注視

*17:25JST 欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、ジャクソンホール会合を注視
18日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。146円台では買戻しが入り安く、下値の堅さが意識されれば小幅ながら上昇基調に振れやすい。ただ、ジャクソンホール会合を控えて積極的なドル買いは抑制されそうだ。

前週末に発表された米国の小売売上高やNY連銀製造業景気指数は堅調な内容となったが、市場の9月利下げ観測を弱められず、ドル売り先行でユーロ・ドルは1.17ドル台に浮上。一方、米ロ首脳会談への期待感で円売りに振れ、ドル・円は147円30銭台に上値を伸ばした。週明けアジア市場で日経平均株価の堅調地合いで円売り基調を強め、下げづらい展開に。半面、ドルに買い材料が乏しいため、147円台では上値の重さが目立つ。

この後の海外市場は米金融政策がテーマ。前週末の小売売上高は底堅い内容となり、減速懸念を和らげた。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測継続で、ドルは買いづらい。一方、米ロ首脳会談を終えウクライナ戦争終結の期待は一服も、エネルギー価格が上昇基調に振れれば、クロス円がドル・円を支える。とはいえ、連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨やジャクソンホール会合でのFRB議長の見解を見極め、ドル買いは限定的となろう。

【今日の欧米市場の予定】
18:00 ユーロ圏・6月貿易収支(5月:+162億ユーロ)

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