閉じる ×
閉じるボタン
有料会員限定機能の「クリップ」で
お気に入りの記事を保存できます。
クリップした記事は「マイページ」に
一覧で表示されます。
マネーポストWEBプレミアムに
ご登録済みの方はこちら
小学館IDをお持ちでない方はこちら
FiscoNews

【注目トピックス 日本株】イチネンホールディングス—1Qは増収、主力の自動車リース関連事業が増収に

*19:36JST イチネンホールディングス---1Qは増収、主力の自動車リース関連事業が増収に
イチネンホールディングス<9619>は8日、2026年3月期第1四半期(25年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比4.1%増の411.45億円、営業利益が同2.8%減の32.50億円、経常利益が同5.4%減の32.92億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同8.7%増の24.70億円となった。

自動車リース関連事業の売上高は161.68億円(対前年同期比4.6%増)、セグメント利益は19.26億円(対前年同期比0.4%減)となった。2025年6月末現在リース契約台数は96,754台(対前期末比637台増)となり、リース契約高は123.62億円(対前年同期比4.0%減)、リース未経過契約残高は1,002.97億円(対前期末比1.9%増)となった。メンテナンス受託契約台数は77,844台(対前期末比1,857台増)となり、メンテナンス受託契約高は18.36億円(対前年同期比3.6%減)、メンテナンス未経過契約残高は91.04億円(対前期末比2.5%増)となった。

ケミカル事業の売上高は28.25億円(対前年同期比0.1%減)、セグメント利益は2.46億円(対前年同期比40.7%増)となった。化学品関連の自動車整備工場向けケミカル製品及び機械工具商向けケミカル製品並びに船舶用燃料添加剤の販売は順調に推移した。一方、工業薬品関連の石炭添加剤及び一般消費者向けケミカル製品の販売は減少した。

パーキング事業の売上高は19.88億円(対前年同期比3.0%増)、セグメント利益は3.41億円(対前年同期比11.2%増)となった。2025年6月末現在駐車場管理件数は1,948件(対前期末比16件増)、管理台数は37,448台(対前期末比523台増)となった。

機械工具販売事業の売上高は94.85億円(対前年同期比5.6%増)、セグメント利益は1.36億円(前年同期は0.14億円のセグメント利益)となった。更なる事業規模の拡大並びに収益性の向上を実現させるため、取扱アイテムの拡充、自社オリジナル製品の開発・販売の強化、商品調達コスト及び物流コストの低減に努めた。

合成樹脂事業の売上高は48.34億円(対前年同期比2.1%減)、セグメント損失は0.33億円(前年同期は5.36億円の利益)となった。遊技機部品の製造・販売を行う主力の遊技機部品事業や、自動車用内外装部品の製造・販売事業を中心に、新規案件の受注拡大及び新商品の開発を図り、同時に品質改善にも努めた。

農業関連事業の売上高は55.53億円(対前年同期比8.0%増)、セグメント利益は5.99億円(前年同期は2.99億円の利益)となった。主力である肥料の製造・販売事業を中心に、生産技術の改善・効率化や、肥料製品の安定供給に取り組んだ。また、自社農場での農作物生産は、栽培ノウハウの蓄積を進めるとともに、新しい販路の開拓及び6次産業化に向けた検討・研究等、収益化に向けた取り組みを行った。

その他事業の売上高は5.56億円(対前年同期比14.8%増)、セグメント利益は0.29億円(対前年同期比60.9%減)となった。新規顧客の拡大や新たな市場開拓を図るとともに、品質向上に取り組んだ。

2026年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.6%増の1,620.00億円、営業利益が同1.2%増の104.00億円、経常利益が同2.8%減の100.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同6.9%減の62.00億円とする期初計画を据え置いている。

<AK>

fisco

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。