*16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:薄商いの中で小幅反落
8月19日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比1pt安の802pt。なお、高値は805pt、安値は795pt、日中取引高は1756枚。前日18日の米国市場のダウ平均は反落。
トランプ大統領と、欧州指導者、ウクライナ大統領との会談を控え、様子見気配が強まり、寄り付き後、まちまち。住宅市場指数が予想外に悪化し、相場は下落に転じた。速やかな利下げ期待の後退で金利が上昇し、終日戻りが鈍かった。今週開催される連邦準備制度理事会(FRB)の年次会合、ジャクソンホール会合を控え動意乏しくもみ合いに終始。ナスダックは半導体エヌビディア(NVDA)などの上昇が支援しかろうじてプラス圏を回復しまちまちで終了した。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比変わらずの803ptからスタートした。朝方は買い優勢の値動きとなったものの、買い一巡後は伸び悩む展開。ジャクソンホール会合を控え様子見姿勢が強まる中、パウエルFRB議長の講演内容について、「市場に好感されない内容になりそう」との思惑が高まり、買い手控えにつながった。午後に入ると、こう着状態が続き、前日終値を挟んで推移。薄商いの中、小幅反落となる802ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、Syns<290A>やQPS研究所<5595>などが下落した。
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