*07:56JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利の反発を意識してドルは下げ渋る可能性
25日のドル・円は、東京市場では146円80銭から147円53銭まで反発。欧米市場では147円23銭から147円94銭まで上昇し、147円74銭で取引終了。本日26日のドル・円は主に147円台で推移か。米長期金利の反発を意識してドルは下げ渋る可能性がある。
報道によると、トランプ米大統領は8月25日、ロシアとウクライナの戦争を終結させることが先決との考えを示したが、ロシア・ウクライナの両首脳が会談しない場合には、何らかの影響を招く可能性があるとの見方も伝えた。関係筋の間からは「プーチン大統領はゼレンスキー大統領との会談を渋っているように見える」と声が聞かれており、近日中に米国、ロシア、ウクライナの三者会談が開催される見通しについては悲観的な意見が増えているようだ。ロシアとウクライナの首脳会談が開かれない場合、原油価格は大幅に上昇する可能性があり、米国などの物価動向に悪影響を及ぼすことが警戒されている。
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