*15:40JST 株式会社タウンズ:中期経営計画説明文字起こし(1)
■2025年6月期決算及び中期経営計画を受けてのアナリストコメント
タウンズ<197A>
・2025年6月期は売上高で前期比1.0%増の18,627百万円、営業利益で同2.9%増の8,265百万円と利益面でほぼ想定通りの着地。インフルエンザ、コロナとも前期と比較して流行の程度は落ち着いているものの、ロシュとの販売提携や適切な在庫コントロールが奏功し、多くでトップを握るシェアを向上させつつ、しっかりと売上高を計上できている。
・2026年6月期予想は売上高で前期比11.5%増の20,769百万円、営業利益で同0.7%増の8,323百万円。市場規模の前期以上への回復、塩野義製薬やロシュとの販売提携によるシェア小幅上昇、販売単価が過去のトレンド並みに小幅下落、新工場に係る費用や、成長戦略の実行に向けたコスト投下が前提。
・2030年6月期を最終年度とする中計も発表されている。売上高はCAGR+10.0%の30,700百万円、営業利益は同+9.5%増の12,980百万円、ROE25%以上、28円を起点とする累進配当を導入が目標となる。
・栄研化学<4549>のPERは20.9倍、配当利回り2.41%、ROE5.0%に対して、タウンズのそれは7.1倍、4.67%、40.7%であり、株価で2倍でも釣り合う。中計最終年度でのPERは5.0倍となり、市場平均15倍まで買われると株価は3倍となる。
株式会社タウンズ:中期経営計画説明文字起こし(2)に続く
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