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FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、米GDPを好感も明日のインフレ指標を見極め

*17:25JST 欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、米GDPを好感も明日のインフレ指標を見極め
28日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。今晩発表の米4-6月期国内総生産(GDP)改定値の上方修正なら、ドル買い先行の見通し。ただ、明日のコアPCE価格指数を控え、ドル買い一巡後は様子見ムードとなろう。

前日の取引で材料が乏しいなか連邦準備制度理事会(FRB)理事の解任報道やそれに伴う法的対応を受け、米金利安・ドル安に振れた。ユーロ・ドルは1.1580ドル付近から1.16ドル台半ばまで強含み、ドル・円は148円20銭付近から147円20銭台へと約1円も水準を切り下げている。本日アジア市場で日経平均株価の上昇も、PCEコア指数など経済指標を待つ姿勢が優勢となり、ドル・円はドル買い後退で小幅に値を下げた。

この後の海外市場はGDP改定値の結果と翌日のPCEコア指数を見極める展開が中心となる。GDPの上方修正が確認されれば一時的にドル買いに傾く見通し。ただ、インフレ指標の内容次第で利下げ観測が再燃するため、持続的な上昇にはつながりにくい。NY連銀ウィリアムズ総裁が「利下げ判断は指標次第」と述べたことも意識され、投資家はポジション調整を優先。加えて、先行き不透明感から148円台は売りが強く、上値の重さが目立つだろう。

【今日の欧米市場の予定】
・21:30 米・4-6月期国内総生産改定値(予想:前期比年率+3.1%、速報値:+3.0%)
・21:30 米・前週分新規失業保険申請件数(予想:23.0万件、前回:23.5万件)

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fisco

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