*07:51JST 今日の為替市場ポイント:日米金利差を意識してドルは底堅い動きを保つ可能性
2日のドル・円は、東京市場では147円05銭から148円74銭まで上昇。欧米市場では148円94銭まで買われた後、一時147円94銭まで反落し、148円35銭で取引終了。本日3日のドル・円は主に148円台で推移か。日米金利差を意識してドルは底堅い動きを保つ可能性がある。
報道によると、日本銀行の氷見野副総裁は9月2日、日銀の経済・物価見通しが実現していけば、引き続き利上げを行うことが適切との見解を改めて示した。ただ、追加利上げ時期を示唆するような発言はなかったことから、早期利上げ観測は後退し、リスク選好的な円売りが拡大した。また、午後の記者会見では、仮に米関税政策の影響が顕在化しなければ、利上げ方向の要因になると指摘したが、経済・物価に上下双方向のリスクがある中で、「利上げについて先走り過ぎにも、後手にも回らないようにしなければいけない」との見解を示した。
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