*04:00JST 9月11日のNY為替概況
11日のニューヨーク外為市場でドル・円は148円17銭へ上昇後、146円99銭まで下落し、引けた。
米8月消費者物価指数(CPI)が7月から加速したためドル買いが強まったのち、先週分新規失業保険申請件数が伸び鈍化予想に反し、加速したため労働市場減速懸念が強まり長期金利低下に伴うドル売りに転じた。
ユーロ・ドルは1.1662ドルまで下落後、1.1746ドルまで上昇し、引けた。
欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で市場の予想通り政策金利据え置きを決定。その後、ラガルド総裁が利下げ終了を示唆したためユーロの買戻しが強まった。
ユーロ・円は173円06銭へ上昇後、172円51銭まで下落。
ポンド・ドルは1.3496ドルから1.3583ドルまで上昇。
ドル・スイスは0.8006フランへ上昇後、0.7949フランまで下落した。
[経済指標]
・米・8月消費者物価指数:前年比+2.9%(予想+2.9%、7月:+2.7%)
・米・8月消費者物価コア指数:前年比+3.1%(予想:+3.1%、7月:+3.1%)
・米・8月消費者物価指数:前月比+0.4%(予想:+0.3%、7月:+0.2%)
・米・8月消費者物価コア指数:前月比+0.3%(予想:+0.3%、7月:+0.3%)
・米・先週分新規失業保険申請件数(9/6):26.3万件(予想:23.5万件、前回:23.6万件←23.7万件)
・米・失業保険継続受給者数(8/30):193.9万人(予想:195万人、前回:193.9万人←194万人)
・米・8月財政収支:-3448億ドル(予想―3400億ドル、7月―3801億ドル)
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