*17:21JST 東京為替:ドル・円はしっかり、夕方にかけて堅調
12日の東京市場でドル・円はしっかり。日経平均株価の強含みで円売りが先行し、147円12銭から147円半ばまで値を切り上げた。午後は米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ観測で失速も切り返す展開で、147円72銭まで上値を伸ばした。
・ユ-ロ・円は172円63銭から173円29銭まで上昇。
・ユ-ロ・ドルは1.1720ドルから1.1747ドルまで値を上げた。
・日経平均株価:始値44,803.30円、高値44,888.02円、安値44,548.57円、終値44,768.12円(前日比395.62円高)
7時時点:ドル・円147円60-70銭、ユ-ロ・円173円20-30銭
【経済指標】
・英・7月鉱工業生産:-0.9%(予想:前月比0.0%、6月:+0.7%)
・英・7月商品貿易収支:-222.44億ポンド(予想:-217億ポンド、6月:-221.56億ポンド)
【要人発言】
・エスクリバ・スペイン中銀総裁
「GDP成長は緩やかであり、競争力が課題」
「インフレ目標は達成済み」
・ミュラー・エストニア中銀総裁
「現在の金利水準は適切である」
「金利は経済回復を支援する役割を果たしている」
・カザークス・ラトビア中銀総裁
「インフレは良い位置にある」
「会合ごとに決定するアプローチが引き続き正しい方針」
「ECBとして事前に決めた政策経路は存在しない」
「インフレや経済のリスクは依然として高いが、ECBの予測は6月とほぼ同じ状況」
・ビルロワドガロー仏中銀総裁
「インフレの上振れリスクは下振れリスクよりも低い」
「今後の会合でさらなる利下げの可能性」
・加藤財務相
「物価高対策、政府が持つツールで対応するのは当然」
「物価高対策、政策手段で政府と日銀は役割を分担」
「自民党総裁選、出馬については熟慮している状況」
「日米為替声明は、従来のG7などの議論やコミットメントがベースとなっている」
「為替水準に関してベッセント米財務長官との間で議論は出ていない」
「為替の無秩序な動きはもともと定義決められるものではない」
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