*16:33JST 新興市場銘柄ダイジェスト:リッジアイは急騰、クラシコムがストップ高
<6574> コンヴァノ 236 +12
反発。米国OTCQX Internationalでの取引開始に向けた実務支援を受けるため、アイビーシーコンサルティングとコンサルティング基本契約を締結することを発表し、好材料視されている。同社は、米国における投資家接点の拡大と株式の中長期的な流動性向上を目的として、25年8月22日付でOTCQX Internationalでの取引開始を目指す上場計画を策定・公表している。今回の契約は、当該計画の推進に向け、申請・開示・体制整備等の実務面を強化するためのものである。
<9326> 関通 548 -1
もみ合い、年初来高値更新も。26年2月期第2四半期業績予想の売上高を76.44億円から86.60億円(13.3%増)へ、経常損益を1.04億円の赤字から一転0.52億円の黒字に上方修正した。物流サービス事業において既存の顧客からの受託が大幅に増加したことや、ITオートメーション事業において在庫管理システム(WMS)であるクラウドトーマスを新たに大手の顧客との大規模受託を締結したことにより、当初の想定以上に売上高は伸長した。またあわせて株主優待制度の導入も発表した。
<7378> アシロ 1856 -500
ストップ安。25年10月期業績予想の売上高を63.26億円から65.41億円(3.4%増)へ、税引前利益を12.61億円から13.74億円(8.9%増)へ上方修正した。基幹事業であるメディア事業が好調に伸長したことに加え、HR事業が初めて黒字で着地する見込みであることなど好調に推移したとしている。また、好調な業績を受けて、配当性向30%に基づいて算出し、期末配当予想を33円90銭から37円80銭へ3円90銭引き上げた。ただ、上値は重く、売りが優勢となっている。
<7110> クラシコム 2230 +400
ストップ高、年初来高値更新。12日の取引終了後に、25年7月期の業績及び今期見通しを発表、売上高は84.90億円(前年同期比21.1%増)、経常利益は11.11億円(同3.4%減)と経常減益だった。ただ、マーケティング投資の成果が早期に実現し、連結売上高は想定を超える高成長を達成し過去最高となったことや、26年7月期の連結業績予想について、27年7月期の目安としていた売上高100億円規模、EBITDAマージン約15%を1年前倒しで達成見込みであることが好感されている。
<168A> イタミアート 1235 +29
反発。26年1月期第2四半期の業績を発表し、好材料視されている。売上高は20.89億円、経常利益は1.10億円と堅調だった。小売業、外食産業、観光業などによる販売促進活動の活性化を背景に、販促関連需要は引き続き堅調に推移した。特に、地域イベントや催事の開催増加に伴い、強みである「短納期」と「小ロット・多品種への柔軟な対応」のニーズが一段と高まった。あわせて、連結決算に移行し精査中としていた26年1月期連結業績予想(売上高は47.53億円、経常利益は1.61億円)を公表した。
<5572> リッジアイ 2929 +159
急騰。12日の取引終了後に、SBIホールディングスとの資本業務提携契約締結及びそれに伴う第三者割当増資による新株式の発行を発表し、好材料視されている。同社が実施する第三者割当による新株式の発行及び筆頭株主からの市場外取引での株式譲渡を行い、SBIホールディングスは同社の普通株式974,000株(今回の第三者割当増資後の所有権議決割合は22.69%)を取得する。また、同第三者割当の結果、主要株主、主要株主である筆頭株主及びその他の関係会社の異動が生じることもあわせて発表した。
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