年100銘柄の中から1年かけて大化け候補を探し出す
日本の株式市場には4000近い企業が上場しています。そんなにたくさんある銘柄の中から、株価が何倍にも成長する銘柄を探すのは、忙しい自分にはかなり難しいのではないかと感じていました。
しかし、IPO銘柄であれば、年にせいぜい90~100銘柄程度。季節的な偏りはあるものの、平均すれば毎月8銘柄前後です。それぐらいの企業数であれば、仕事と子育てに忙しい自分でもその成長性を見極めることができるのではないか。4000銘柄は無理でも、100銘柄の中から1年かけて大化け候補を探し出すのは、それほど難しくないと思ったのです。
何より、兼業投資家である弐億さんがIPOセカンダリー投資について、「さほど時間をかける必要がなく、通常の個別株投資に比較してローリスクハイリターン」と紹介しており、実際にこの手法で巨額の富を築いています。これまで多くの失敗を重ねてきた自分にとっても、IPOセカンダリー投資はトライしてみる価値は大きいと確信しました。
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そんなテンバガー投資家Xが注目する2025年上場の銘柄については、関連記事『《今年上場の大化け期待銘柄3選》561万円を10億円に増やしたテンバガー投資家X氏が厳選! 電力関連のオンリーワン企業、ヘルスケア関連のストック型ビジネスほかを徹底解説』で詳しく紹介している。
※テンバガー投資家X・著『トイレスマホで「無限10倍株」 3年9カ月で5975万円を稼いだ投資術』(KADOKAWA)を元に一部抜粋して再構成
【プロフィール】
テンバガー投資家X/兼業投資家。2003年、大学1年生の時に60万円を元手に株式投資を始める。様々な投資スタイルを試すが、どれもうまくいかず、ライブドア・ショック、リーマン・ショックなど数々の暴落相場に翻弄され、元手を減らすばかりだった。2019年。「IPOセカンダリー投資」と呼ばれる投資手法と出会い、以降は人が変わったように「神パフォーマンス」を出し続け、2019年末時点で561万円だった運用資産を2025年8月までの5年8か月で10億円に増やす。著書に『トイレスマホで「無限10倍株」 3年9カ月で5975万円を稼いだ投資術』(KADOKAWA)。