*16:57JST 新興市場銘柄ダイジェスト:キッズスターは大幅反発、Defコンが急落
<4833> Defコン 173 -51
急落。17日の取引終了後に、ビットコイントレジャリー事業について、トレジャリーの対象資産をビットコイン(BTC)からイーサリアム(ETH)へ転換することを発表し、買い先行も上値は重い。対象資産をビットコイン(BTC)として計画を進めてきたが、その後の市場動向、競合環境、そしてイーサリアム(ETH)を巡る世界的な潮流を多角的に分析した結果、対象資産をイーサリアム(ETH)に変更・一本化することが、同社のビジョンをより確実且つ迅速に達成する最善の道であると判断したとしている。
<4579> ラクオリア創薬 580 +11
続伸。胃酸分泌抑制剤tegoprazanのインドにおける製品発売を発表し、好材料視されている。Tegoprazanは同社が創出したカリウムイオン競合型アシッドブロッカー(P-CAB)と呼ばれる新しい作用機序の胃酸分泌抑制剤。HKイノエン社とのライセンス契約に基づき、HKイノエン社が提携先から受け取る収益の一部を受け取る権利を保有しており、同件により受け取る一時金はないが、tegoprazanの販売国拡大が中長期的に事業収益および企業価値の向上に寄与するものと考えているという。
<9251> AB&C 1148 +150
ストップ高。17日の取引終了後に、配当方針の変更に伴う配当予想の修正(増配)及び株主優待制度の変更を発表し、好材料視されている。配当性向を従来の30%から50%を基準とすることに変更し、それに伴い25年10月期の期末配当予想を1株当たり28.07円から60.00円に大幅修正した。株主優待制度についても拡充した。また、あわせて美容師とのレベニューシェア型ヘアサロンの多店舗展開を主軸事業とするSENSEの株式を取得し、連結子会社化することについて決議したことを発表した。
<2334> イオレ 6480 +130
反発。東京証券取引所(東証)が18日売買分から信用取引の臨時措置を解除したことを好感した買いが先行している。規制は信用取引による新規の売付け及び買付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)としていた。日本証券金融(日証金)も貸借担保金率30%としていた増担保金徴収措置を解除した。
<248A> キッズスター 2238 +275
大幅反発。子ども向け社会体験アプリ『ごっこランド』及び海外版『Gokko World』が合計1,000万ダウンロードを突破したと発表し、好材料視されている。『ごっこランド』は13年5月のサービス開始以来、順調にダウンロード数を伸ばしてきており、ベトナムでの『Gokko World』展開により市場性を検証し、十分な手応えを得たことから、海外展開を更に拡大していく。25年の年末から26年の年初頃には、タイ、インドネシアの2ヶ国での配信を予定しており、加えて英語版の準備も進めている。
<4055> T&S・G 1275 +89
続伸。横浜キャピタルと事業提携契約を締結、横浜キャピタルから新規顧客開拓等の売上拡大支援等の支援を受けるほか、横浜キャピタルが設立したYokohama Bridge投資事業有限責任組合(Yokohama Bridgeファンド)に対する新株予約権の発行による資金調達(1,356,471,660円)を行うこととした。あわせて具体的な施策を見直し達成目標の前倒しとなる改訂を行い、31年9月期に売上高100億円、EBITDA20億円、時価総額300億円を目指す長期ビジョンを策定した。
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