閉じる ×
閉じるボタン
有料会員限定機能の「クリップ」で
お気に入りの記事を保存できます。
クリップした記事は「マイページ」に
一覧で表示されます。
マネーポストWEBプレミアムに
ご登録済みの方はこちら
小学館IDをお持ちでない方はこちら
FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、米インフレ指標にらみドル売り抑制

*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、米インフレ指標にらみドル売り抑制
24日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。前日の米国の景況感は前月から悪化し、利下げ観測からドル売りに振れやすい。ただ、今週発表される米コアPCE価格指数は高止まりが予想され、ドル売りは抑制されそうだ。

前日発表された米国のPMIは想定を下回り、米連邦準備制度理事会(FRB)の追加利下げに思惑が広がった。ただ、パウエルFRB議長は講演でインフレ高止まりと雇用減速の双方に言及したものの、利下げ時期の明言を避け、ドル売りを弱めた。ユーロ・ドルは1.1810ドル付近で伸び悩み、ドル・円は147円半ば付近で下げ渋る展開に。本日アジア市場でややドル買い・円売りに振れ、ドル・円は147円後半に再浮上している。

この後の海外市場は米金融政策の行方が注目される。前日の米PMIが低下し、利下げ観測は根強いだろう。ただ、26日に控えるコアPCE価格指数は高止まりが予想されており、積極的なドル売りは出にくい展開となりそうだ。パウエル議長の前日の見解からもドル売りは抑制されるだろう。一方、自民党総裁選の告示で財政悪化懸念や日銀の利上げ観測後退が意識されやすく、円売り地合いは継続。とはいえ、ドル・円の上昇は小幅にとどまるとみる。

【今日の欧米市場の予定】
・17:00 独・9月IFO企業景況感指数(予想:89.4、8月:89.0)
・23:00 米・8月新築住宅販売件数(予想:65.0万件、7月:65.2万件)

<CS>

fisco

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。