*06:22JST NY為替:日銀の10月利上げ観測後退、円大幅続落
6日のニューヨーク外為市場でドル・円は150円40銭から149円75銭まで下げたが、その後反転し、150円31銭で引けた。心理的節目付近での利益確定売りに押され反落したものの、日銀の10月利上げ観測後退で円売りが優勢となり、さらに米長期金利上昇に伴うドル買いに底堅く推移した。
ユーロ・ドルは1.1672ドルから1.1721ドルまで上昇し、1.1713ドルで引けた。フランス首相の辞任で、政局不安が強まりユーロ売りが優勢となったのち、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が「ディスインフレの過程は終了」と繰り返しユーロ売りが一段落した。ユーロ・円は174円95銭へ弱含んだのち、176円07銭まで上昇した。ポンド・ドルは1.3422ドルから1.3490ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.7980フランから0.7947フランまで下落した。
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