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FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】欧米為替見通し: ドル・円は下げ渋りか、米追加利下げに思惑も根強い円売りが下支え

*17:25JST 欧米為替見通し: ドル・円は下げ渋りか、米追加利下げに思惑も根強い円売りが下支え
10日の欧米外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開を予想する。米経済指標で景況感の悪化が予想され、追加利下げ観測からドル売り先行。ただ、「高市政権」の政策をにらみ、根強い円売りがドルをサポートしよう。

前日の取引でフランスの政局流動化が引き続き警戒され,ユーロ売り先行でユーロ・ドルは1.1620ドル台から1.1540ドル台に大きく値を下げた。一方、自民党の高市総裁は「行き過ぎた円安を誘発するつもりはない」との発言し、ドル・円は円買い主導で一時152円10銭まで下げたが、米金利高を受けドル買いで153円20銭台に再浮上した。本日アジア市場で日経平均株価は軟調地合いに転じ、ドル・円は円買いに下押しされた。

この後の海外市場は引き続き米金融政策が注視される。米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げに前向きなスタンスを背景に、金利上昇一服ならドル売りに振れやすい。今晩発表の米ミシガン大学消費者信頼感指数は低下が見込まれ、金融政策の緩和的スタンスを後押しする材料に。米連邦政府の一部閉鎖が続く中で経済指標の発表遅延が続き、不透明感も残る。一方、高市氏の政策運営をにらんだ円売りの圧力は根強く、主要通貨は対円で下げづらい。

【今日の欧米市場の予定】
・21:30 加・9月失業率(予想:7.2%、8月:7.1%)
・23:00 米・10月ミシガン大学消費者信頼感指数速報(予想:54.1、9月:55.1)

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fisco

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