*17:00JST 株ブロガー・さなさえ:《高市銘柄に市場が夢中》急騰株の裏で燻る出遅れ期待の国策銘柄は?【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「さなさえ」氏(ブログ:『さなさえの麗しき投資ライフ』)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2025年10月9日19時に執筆
皆様、おはこんばんちは。「(我が派閥議員は)党員票第1位の者に投票せよ」との一声によって、第2位支持の三原じゅん子ら一部自民党議員や、田崎史郎らを擁した左派・オールドメディアとそれが築いた一般世論さえも出し抜き、政局の大どんでん返しを成功させたキングメーカー・麻生太郎氏。そのボルサリーノ姿に思わずうっとりのさなさえです。
さて、夕刊フジ主催・株1GPグランドチャンピオン大会・準優勝(21年度)の妙齢女性投資家が綴る当記事の連載も、はや142回目…今回も表題のコラムと共に、最近の注目株をご紹介していきます。
<高市早苗関連株が絶好調>
総裁選の翌営業日の6日、日経平均株価は東京エレクトロン<8035>やアドバンテスト<6857>、そしてソフトバンクグループ<9984>など主力ハイテク株の牽引もあって急騰。積極財政を謳う新総理候補誕生を祝うような、記録的上げ幅となりましたね。
これまで当コラムでご紹介してきたFFRIセキュリティ<3692>や網屋<4258>といったサイバーセキュリティ関連や、助川電気工業<7711>や西華産業<8061>といった原発・核融合発電関連など「高市早苗関連株」も、その後しっかり人気化しています。
ただ、その新内閣の組織編制は大恩ある麻生氏の派閥…いわゆる裏ガネ議員を大臣に登用せざるを得ない状況に加え、公明党と、そのボランティアさん達との連立解消の危機、新政権へのネガティブ報道を着々と準備するオールドメディアなどなど…問題や障害が山積みで「史上初の女性総理」は目先の臨時国会で無事誕生するのかとちょっぴり心配になっちゃいますね…。
それでも今月末の米トランプ大統領を皮切りに、中韓首脳と会談も調整中とあって余程な事がない限り首相に選ばれる公算はあるのですから、ここは素直に高市議員の政策を基に物色される可能性がある株を狙っていきたいですね。そんな訳で今回は出遅れ期待の高市銘柄にスポットを当ててみたいと思いまっす♪
<出遅れ期待の高市銘柄は…?>
まずは前述した核融合関連からは、北米向けの真空技術に定評ありで、原子力開発用真空溶解鋳造炉などを開発しているアルバック<6728>、核融合燃料への照射に利用する半導体レーザで思惑のある浜松ホトニクス<6965>、ステラレーター核融合装置の開発を担う米スタートアップ企業に出資している日本ゼオン<4205>、核燃料輸送容器などを手掛ける木村化工機<6378>をピックアップ。
続いて量子コンピュータ関連からは、量子コンピュータやAIを活用した企業向けクラウドプラットフォーム事業を展開するグルーヴノーツと提携するNIPPON EXPRESSホールディングス<9147>、量子アプリケーション開発環境「Qaptiva 800」で話題のインテリジェント ウェイブ<4847>、子会社が量子コンピュータの研究開発を手掛けるテラスカイ<3915>と、その子会社と共同開発を担うマイクロ波化学<9227>をチェック。
そして今、自民党が長年に渡る減反政策からコメの増産へと大転換を示した中で「頼むから農水大臣から進次郎は外して」と願う人も多いのではないでしょうか。高市総裁が先の会見で物価高対策に注力すると宣言している中で、その政策である『食料安全保障の確立』にスポットを当てるとすれば、農業の資材高対策、設備投資への助成への期待も高まります。そうなればサカタのタネ<1377>、カネコ種苗<1376>、農業総合研究所<3541>、中部飼料<2053>、日本農薬<4997>をチェック。さらにロボットコンバインで話題となったクボタ<6326>や、そのクボタと農業用ドローン開発を担った丸山製作所<6316>、同様に資材運搬や農業向けドローンも手掛けるやまびこ<6250>にも注目してみたいところです。
はい、本当はもっと色々とご紹介したいのですが…今回は以上です。
ここ最近のわたしのブログでは、ご紹介した注目株以外にも「さなさえのひとり株1GP」として月毎の注目株をピックアップして、毎週末にその値幅を計測しています。ご興味があれば覗きに来て下さい。もちろん、株の情報以外のネタも…怖いもの見たさでもお気軽にどうぞ (笑)ではでは。Have a nice trade.
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執筆者名:さなさえ
ブログ名:『さなさえの麗しき投資ライフ』
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