*09:13JST 日経平均は658円安、寄り後はもみ合い
日経平均は658円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。公明党が自民党との連立を離脱したことで次期政権の枠組みの不透明感がさらに強まり、東京市場で売りを誘った。また、東京市場が3連休中の米株式市場でダウ平均が2営業日通算で0.63%下落、ナスダック総合指数が同じく通算で1.43%下落したことが東京市場の株価の重しとなった。さらに、先週末の日経平均は下落したが、引き続き高値警戒感が強く、利益確定売りも出やすかった。一方、先週末の米株式市場で主要指数が下落したが、昨日、反発に転じたことが東京市場で安心感となった。中でも、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が昨日4.93%上昇と大幅高となったことが東京市場で半導体関連株などの株価支援要因となった。また、外為市場で1ドル=152円40銭台と引き続き円安・ドル高水準で推移していることが東京市場で輸出株などの株価を支える要因となった。さらに、東京市場が3連休中の海外市場で米長期金利が低下したことも東京市場で株価下支え要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均はもみ合いとなっている。
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