*17:08JST 東京為替:ドル・円は大幅安、日銀利上げ観測で
17日の東京市場でドル・円は大幅安。「高市政権」発足の可能性で政治情勢の混乱回避を受け、円売りで一時150円43銭まで上昇。その後は日経平均株価の下げ幅拡大と日銀の早期利利上げ観測で円買い優勢となり、夕方に149円37銭まで下値を下げた。
・ユ-ロ・円は175円96銭から174円82銭まで下落。
・ユ-ロ・ドルは1.1687ドルから1.1728ドルまで値を上げた。
・日経平均株価:始値47,820.97円、高値48,140.90円、安値47,494.31円、終値47,582.15円(前日比695.59円安)
・17時時点:ドル・円149円60-70銭、ユ-ロ・円175円20-10銭
【要人発言】
・内田日銀副総裁
「景気、一部に弱めの動きみられるが緩やかに回復」
「短観、日米関税合意で先行きの不透明感後退との見方から製造業の一部で改善」
「短観、企業の景況感は全体としても良好な水準」
「経済・物価の見通しが実現すれば、利上げを継続」
・カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁
「労働市場は減速している」
「サービス価格のインフレは低下傾向、財のインフレが波及する可能性も」
「関税の影響は予想よりも時間をかけて現れている」
「多くの人々はいまだにインフレを懸念」
「政府閉鎖により主要な政府データが得られず、経済指標の解釈が難しい」
「与野党の指導者はFRBの独立性を支持している」
【経済指標】
・特になし
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