*09:04JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は弱含み
【ブラジル】ボベスパ指数 144085.16 -0.29%
21日のブラジル株式市場は弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比424.16ポイント安(-0.29%)の144085.16で引けた。ボべスパ指数の84の構成銘柄では39が上昇、41が下落、変わらずは2。バモス・ロカサオ・デ・カミンオエス・マキナス・エ・エ(VAM03)(RAIZ4)の上げが目立った。一方、ブラバ・エネルジア(BRAV3)はさえない値動きとなった。
【ロシア】MOEX指数 2632.42 -4.10%
21日のロシア株式市場は大幅安。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比112.41ポイント安(-4.10%)の2632.42で引けた。日中の取引レンジは、2608.42-2715.78。ウクライナ戦争の終結に向けた動きはやや停滞しており、対米関係のすみやかな改善は期待できないことから、利益確定を狙った売りが活発となった。
【インド】SENSEX指数 84426.34 +0.07%
21日のインド株式市場は小幅高。この日は1時間のみの時間短縮取引。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比62.97ポイント高(+0.07%)の84426.34、ナショナル証券取引所の主要50社株価指ニフティは25.45ポイント高(+0.10%)の25868.60で取引終了。
30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、上昇が16、下落は13、変わらずは1で買いがやや優勢。主な値上がり銘柄はバジャジ・フィンサーブ(BJFIN)、アクシス銀行(AXSB)。一方、主な値下がり銘柄はコダック・マヒンドラ銀行(KMB)、ICNCI銀行(ICICIBC)。外部環境の改善を好感した買いが入ったようだ。
【中国】上海総合指数 3916.33 +1.36%
21日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比52.44ポイント高(+1.36%)の3916.33ポイントと続伸。米中対立が一段と深まる可能性は低下しつつあること、中国の経済政策への期待が支援材料となった。中国共産党は10月20-23日に第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)を開催し、来年から始まる第15次5カ年計画(2026-30年)について協議する。内需拡大などが主要テーマになるとの見方が多い。
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