*17:27JST 23日の中国本土市場概況:上海総合指数は小幅高
10月23日の中国本土市場では、主要指標の上海総合指数が前日比8.65ポイント(0.22%)高の3922.41ポイントと反発。中国共産党が議論する第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)は、本日23日に閉幕した。会議での決定内容については来週前半頃までに公表される見込み。ただ、通商問題を巡って米中関係の悪化に対する懸念が残されている。
業種別では、石油・石炭がしっかり。中国石油天然気(601857/SH)が3.1%高、中国海洋石油(600938/SH)が1.3%高。金融株もしっかり。中国郵政儲蓄銀行(601658/SH)が4.7%、興業銀行(601166/SH)が1.8%高、中国工商銀行(601398/SH)が1.0%高、中国人民保険集団(601319/SH)が1.3%高。一方、ハイテク株は弱含み。銅張積層板メーカー世界大手の広東生益科技(600183/SH)が4.9%安、パワー半導体の杭州士蘭微電子(600460/SH)が3.0%安。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.70ポイント(0.27%)高の261.11ポイント、深センB株指数は1.60ポイント(0.12%)安の1340.57ポイントで終了した。
<AK>