*13:40JST 米国株見通し:伸び悩みか、FOMC控え政策にらみ
(13時30分現在)
S&P500先物 6,878.00(+51.00)
ナスダック100先物 25,759.75(+250.50)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は281ドル高。米金利は上げ渋り、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。
前週末24日のNY市場は続伸。ダウは472ドル高の47207ドルと終値で初めて47000ドル台を突破し、史上最高値を更新。ナスダックとS&Pもそろって過去最高値を塗り替えた。米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回り、連邦準備制度理事会(FRB)による追加利下げ観測が一段と強まった。AI関連株や金融株に買いが入り、アップルやエヌビディアなど主力株が堅調。半面、スリーエムやディズニーなど一部銘柄は軟調だった。
本日は伸び悩みか。CPIの結果を受けた利下げ観測はすでに織り込まれつつあり、買いが入りやすい地合いに変わりはない。ただ、今週の連邦公開市場委員会(FOMC)を前に様子見姿勢が強まる見通し。追加利下げのタイミングやFRBの見通しに注目が集まる。一方で、週内にはマイクロソフトやアルファベット、アマゾンなど主要ハイテク企業の決算が相次ぐ予定で、業績内容次第では相場を支える要因となり得る。AI関連投資や米中首脳会談への期待も下支えとなる。
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