*06:23JST NY為替:米12月FOMCでの利下げ観測後退、長期金利上昇でドル強含み
29日のニューヨーク外為市場でドル・円は151円87銭まで下落後、153円06銭まで上昇し、152円59銭で引けた。米9月中古住宅販売成約指数の伸び鈍化でドルは軟調に推移した。連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の予想通り0.25%の利下げを決定したが、シュミッド米カンザスシティ連銀総裁が据え置きを主張したほか、パウエル議長の発言を受け、12月の利下げ観測後退で金利が上昇、ドル買いが強まった。
ユーロ・ドルは1.1666ドルから1.1578ドルまで下落し、1.1607ドルで引けた。ユーロ・円は176円77銭へ下落後、177円59銭まで上昇した。ポンド・ドルは1.3246ドルへ上昇後、1.3141ドルまで下落した。ドル・スイスは0.7956フランへ弱含んだのち、0.8020フランまで上昇した。
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