*03:51JST NY外為:ドル底堅い、米10月ISM製造業が予想外に悪化もFRB高官が利下げに慎重
NY外為市場でドルは底堅く推移した。米10月ISM製造業景況指数が予想外に低下しドル買いが後退したが、連邦準備制度理事会(FRB)高官が12月連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げにより慎重な姿勢を維持しているため金利が高止まり。10年債利回りは4.11%で推移した。
米サンフランシスコ連銀のデイリー総裁はイベントで、雇用が弱く、10月連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げは適切だったと支持した。同総裁は今年の投票権を有さない。ただ、FRBは引き続きインフレを引き下げる必要があり、労働市場を損なわない程度に、政策で若干金融引き締めを維持する必要があると加えた。12月利下げを巡り、「当局者はオープンマインドになるべき」
と指摘した。
ドル・円は154円20銭で高値を探る動きが再開。ユーロ・ドルは1.1505ドルの安値から1.1538ドルまで上昇も、1.1525ドルで伸び悩んだ。ポンド・ドルは1.3109ドルまで下落後、1.3162ドルまで反発後、1.3137ドルで伸び悩んだ。
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