*06:45JST NY株式:NYダウは249ドル安 利益確定売りや地政学的リスクの高止まりを警戒(29日)
米国株式市場は続落。ダウ平均は249.04ドル安の48461.93ドル、ナスダックは118.75ポイント安の23474.35で取引を終了した。
年末に向けた利益確定売りが先行したと見られ、寄り付き後、下落。トランプ大統領が実施したウクライナ、ゼレンスキー大統領との会談後の電話会談でロシアのプーチン大統領がウクライナにより大統領府が攻撃されたと主張したことがわかり、和平案締結の期待後退でさらに売られ、終日軟調に推移し終了した。セクター別ではエネルギーが上昇した一方、自動車・自動車部品が下落。
デジタルインフラ会社のデジタルブリッジ・グループ(DBRG)は日本の通信、ソフトバンクグループが人工知能(AI)ブームを支えるデジタルインフラへの投資強化を目指した同社買収で合意したと発表したため、上昇。石油・天然ガス生産会社のエクソンモービル(XOM)やシェブロン(CVX)は原油高に連れ利益増期待にそれぞれ買われた。ヨガアパレルのルルレモン・アスレティカ(LULU)は創業者のウィルソン氏が委任状闘争を開始、取締役会の人事、経営方針で再編を目指すことがわかり、上昇。
順調な値上がりを見せていた金、銀は利益確定売りが加速し、急落した。
HorikoCapitalManagementLLC
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