ネットキャッシュ倍率1未満の企業に注目の理由
「ネットキャッシュ(純現金)」は、手元の現金の多さを示し、以下の式で求められます。
【ネットキャッシュ=現預金+有価証券-有利子負債】
現預金や有価証券、有利子負債の金額は、貸借対照表(B/S)に記載されています。
ネットキャッシュは、手元の流動資金から有利子負債を引いた値で、企業の手元にある自由に使途を決められる資金です。そのため、設備投資やM&A、自社株買いなどに活用できます。どれも株価の上昇要因です。
このネットキャッシュが多い企業のことを、一般的には「キャッシュリッチ企業」と呼んでいます。
時価総額(株価×発行済株式数)をネットキャッシュの額で割った倍率が「ネットキャッシュ倍率」です。これが1を割っていると、蓄えた現預金が多い企業の目安になります。
今はネットキャッシュが多すぎると、投資家から「内部留保を溜め込みすぎ!」と批判されることも多くなりました。つまり、ネットキャッシュが多い企業は、今後、株主還元が期待できる会社ともいえます。
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そんななごちょう氏がいま注目しているのは、どのような銘柄なのか。関連記事『《元手50万円→資産2億円超のなごちょう氏が厳選した大化け期待3銘柄》世界トップシェアの半導体化学メーカーなど、話題の割安株投資家が「期待が膨らむ材料」を詳細解説』で詳しく紹介している。
※名古屋の長期投資家・著『2億稼げる なごちょう式 低リスク超分散株投資』(高橋書店)を元に一部抜粋して再構成
【プロフィール】
名古屋の長期投資家(なごちょう)/学生時代の1995年12月から株式投資を開始。インカムゲインと配当の成長が期待できる割安株への長期投資が基本。投資銘柄の割安さが解消されるまで持ち続けるスタイルで、2026年1月現在、200銘柄以上を保有するという超分散投資。現在の株式資産は2億円超(2026年1月時点)。2025年の年間配当金合計は500万円を超えた。名証(名古屋証券取引所)上場銘柄を好み、年間に10社前後の株主総会に参加する。2025年11月に出版した初の著書『2億稼げる なごちょう式 低リスク超分散株投資』(高橋書店)が好評で2万3000部を突破。
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