*09:57JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3営業日ぶり反落、原油急騰や中東情勢の緊迫化で
【ブラジル】ボベスパ指数 180915.36 +0.86%
9日のブラジル株式市場は3日ぶりに反発。主要株価指数のボベスパ指数は前日比1550.54ポイント高(+0.86%)の180915.36で引けた。日中の取引レンジは177636.63-181952.23となった。
前日の終値近辺でもみ合った後は終盤プラス圏を回復した。連日の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが広がった。また、原油価格の高止まりや米株高などを受け、資源銘柄を中心に買いが広がった。ほかに、イラン紛争の早期終結への期待感が指数をサポートした。
【ロシア】MOEXロシア指数 2888.68 +1.21%
9日のロシア株式市場は3日続伸。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比34.57ポイント高(+1.21%)の2888.68となった。日中の取引レンジは2870.98-2912.01となった。
買いが先行した後は上げ幅を縮小させ、引けまで狭いレンジでもみ合った。原油価格の高止まりなどが引き続き支援材料となり、ウエートの高い資源銘柄を中心に買いが広がった。ほかに、イラン紛争の早期終結観測が指数をサポートした。半面、買い一服後は上げ渋る展開となった。欧州株の下落など外部環境の悪化が指数の足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 77566.16 -1.71%
9日のインド株式市場は続落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比1352.74ポイント安(-1.71%)の77566.16、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同422.40ポイント安(-1.73%)の24028.05で取引を終えた。
大幅安で寄り付いた後は下げ幅をやや縮小させた。中東情勢の悪化や世界的な株安の流れでインド株も売りが先行。また、原油価格の急騰もインフレ加速懸念を強めた。ほかに、イラン紛争の長引きがインドの国内総生産(GDP)成長率を押し下げるとの観測がマイナス材料となった。
【中国】上海総合指数 4096.60 -0.66%
9日の中国本土市場は3営業日ぶりに反落した。上海総合指数の終値は前週末に比べ27.59ポイント安(-0.66%)の4096.60だった。
中東情勢の緊迫化を背景に原油価格が急騰し、アジア株式市場では投資家のリスク許容度が低下した。朝方は中東情勢の不透明感を警戒した売りが優勢となり、指数は一時4100を割り込む場面もあった。年初から上昇基調が続いていた人工知能関連や観光関連など成長株を中心に利益確定の動きが広がり、相場全体の重荷となった。
一方、午前に公表された2月の中国消費者物価指数(CPI)上昇率が市場予想を上回り、内需の底堅さへの期待が意識されたことで、午後は下げ幅を縮小。外部環境への警戒感が残るなかでも、景気指標が相場の下支え要因となり、指数は安値圏から持ち直して取引を終えた。
<AK>