*08:27JST ソフトバンクGなどAI関連の見直し
11日の日本株市場は買い先行で始まり、その後は下値の堅さを見極めながらの押し目狙いの相場展開になりそうだ。10日の米国市場はNYダウが34ドル安、ナスダックは1ポイント高だった。米国防長官は、敵が敗北するまで攻撃する姿勢を強調したため、戦争激化への懸念が重荷になった。その後はG7での石油備蓄共同放出の可能性やホルムズ海峡の石油輸送の行方を睨んだ原油価格の激しい値動きにより、売り買いが交錯する展開だった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比420円高の54880円。
円相場は1ドル=158円10銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで54300円まで売られたが、その後の切り返しで終盤にかけて55790円まで上げ幅を広げる場面もみられた。ボリンジャーバンドの-1σが位置する54550円辺りを上回って終えていることもあり、同水準での底堅さを見極めることになりそうだ。下値の堅さが意識されてくるようだと、上値抵抗の25日線突破を狙った動きも入りそうである。
昨日の日経平均株価は1519円高で-1σ(54328円)水準を捉えてきた。本日は-1σを上回ってくるとみられるため、押し目待ち狙いのスタンスに向かわせそうである。イラン情勢を巡る報道に振らされやすいため、積極的にポジションを傾けてくる動きは考えにくいところであるが、足もとで大きく売り込まれていた銘柄などには買い戻しが入りやすいだろう。
また、米オラクルは取引終了後に2025年12月~26年2月期決算を発表。売上高、純利益ともに市場予想を上回ったことで、時間外取引では8%を超える上昇で推移している。人工知能(AI)向けの需要が伸びたこと、クラウド基盤事業は8割の増収だったことで、ソフトバンクG<9984>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株への支援材料になりそうだ。AI脅威論から足もとで売られていたソフトウエア株を見直す動きも期待されそうである。
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