*07:52JST NYの視点:ホルムズ海峡長期閉鎖は食品インフレも押し上げへ
イラン戦争の激化、長期化懸念が浮上した。イランの新最高指導者モジタバ師は就任以降初めて、声明を発表。世界の石油やガスの海上輸送の要衝となるホルムズ海峡閉鎖のレバレッジを維持するべきだと主張した。米国はイラン政権交代を目指し攻撃を開始したが、同氏は前任と同様、または、それ以上にタカ派との報道もあり、西側諸国との協調を模索する政権とは考え難い。同時に、トランプ大統領は、仕事を終えるまでイラン攻撃を続けると断固とした姿勢を示しており、中東紛争の激化、長期化の可能性が警戒される。
ホルムズ海峡閉鎖の長期化は原油高のみならず、食品インフレを押し上げる可能性も懸念されている。肥料の輸送で3分の1がホルムズ海峡を通過するという。コストの上昇で、間接的に家庭の食品価格を押し上げることになる。ホルムズ海峡の再開のめどが立つまで、インフレ懸念を受けたドル買い基調が続き、ドル指数は心理的節目となる100を目指すと見られる。
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