*06:36JST 13日の米国市場ダイジェスト:米国株式市場は続落、利下げ期待の後退や根強い原油先高観
米国株式市場は続落。ダウ平均は119.38ドル安の46558.47ドル、ナスダックは206.62ポイント安の22105.36で取引を終了した。
原油価格が伸び悩んだため、寄り付き後、上昇。10-12月期の国内総生産(GDP)が政府機関閉鎖により予想を下回ったため売りに転じた。また、コア個人消費支出価格(PCE)指数の加速で年内の利下げ期待が後退、さらに、イラン戦争の激化でホルムズ海峡の閉鎖長期化観測で原油価格が上昇に転じるに連れ、相場は続落。終盤にかけて下落幅を拡大し、終了した。セクター別では電気通信サービスが上昇した一方、ソフトウエア・サービスや不動産管理開発が下落。
航空機メーカーのボーイング(BA)は国防総省と4つの契約、総額約24.88憶ドルを締結し、上昇。防衛のRTX(RTX)はミサイル防衛庁と2.669億ドルの契約締結で上昇した。オンラインの中古車販売プラットフォーム運営のカーバナ(CVNA)は5対1の株式分割計画を発表し、上昇。暗号資産プラットフォームを提供するコインベース(COIN)は暗号資産市場の回復期待に連れ、上昇した。化粧品小売りのアルタ・ビューティ(ULTA)は第4四半期決算で1株当たり利益が予想を下回ったほか、通期の成長鈍化見通しに失望し、下落。特殊手術用、医療製品の開発・製造に携わるストライカー(SYK)はイラン関連のハッカーグループによるサイバー攻撃の影響が続き続落した。
政府は原油高対処で、短期的で、対象を限定し現在海上で滞留しているロシア産原油・石油製品の購入を各国に認める30日間のライセンスを発行した。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米スタグフレーション懸念も原油一段高で金利上昇、ドル続伸
13日のニューヨーク外為市場でドル・円は159円01銭へ下落後、159円75銭まで上昇し159円73銭で引けた。1月PCEコア価格指数は加速、米・10-12月期国内総生産(GDP)改定値が予想外に下方修正され、スタグフレーション懸念に金利低下に伴い一時ドル売りが優勢となった。しかし、ホルムズ海峡の早期の再開が見込まれず原油価格の続伸で、ドル買い、円売りに転じた。
ユーロ・ドルは1.1490ドルへ上昇後、1.1411ドルまで下落し、1.1413ドルで引けた。ユーロ・円は182円92銭まで上昇後、182円26銭まで下落。ポンド・ドルは1.3290ドルへ強含んだのち、1.3219ドルへ下落した。
■NY原油:続伸、一時99ドル台前半まで値上り
13日のNY原油先物4月限は続伸。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物4月限は、前営業日比+2.98ドル(+3.11%)の98.71ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは92.04-99.32ドル。ホルムズ海峡が短期間で再開される見込みは薄いため、米国市場の後半にかけて99.32ドルまで買われた。通常取引終了後の時間外取引では主に98ドル台で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 46.72ドル -0.41ドル(-0.86%)
モルガン・スタンレー(MS) 154.87ドル +0.50ドル(+0.32%)
ゴールドマン・サックス(GS)782.21ドル -5.31ドル(-0.67%)
インテル(INTC) 45.77ドル +0.52ドル(+1.14%)
アップル(AAPL) 250.12ドル -5.64ドル(-2.20%)
アルファベット(GOOG) 301.46ドル -1.75ドル(-0.57%)
メタ(META) 613.71ドル -24.47ドル(-3.83%)
キャタピラー(CAT) 693.99ドル -6.70ドル(-0.95%)
アルコア(AA) 63.59ドル -2.34ドル(-3.54%)
ウォルマート(WMT) 126.52ドル +1.19ドル(+0.94%)
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