*07:21JST 3日の米国市場ダイジェスト:米国株式市場は続伸、対イラン和平交渉再開を好感
■NY株式:米国株式市場は続伸、対イラン和平交渉再開を好感
米国株式市場は続伸。ダウ平均は693.38ドル高の53178.41ドル、ナスダックは540.05ポイント高の25913.90で取引を終了した。
トランプ大統領が週末に予定していた対イラン大規模攻撃を中止、協議を再開することを発表したため投資家心理が改善し、寄り付き後、上昇。ISM製造業指数が上昇したことを好感した買いに加え、原油安や金利の低下を好感し、相場は終日堅調に推移した。終盤にかけ上げ幅を拡大し、ダウは過去最高値を更新し、終了。セクター別ではメディア・娯楽やソフトウエア・サービスが上昇した一方で、エネルギーが下落した。
バイオのブリストルマイヤーズスクイブ(BMY)は英国の製薬会社、アストラゼネカとの統合案を協議していると報じられ、上昇。航空機メーカーのボーイング(BA)は737マックス-10を連邦航空局が認証し、上昇。防衛会社のノースロップ・グラマン(NOC)やロッキード・マーチン(LMT)は、防衛省との生産拡大の契約が好感され、それぞれ買われた。
映画館運営のAMCエンターテインメント(AMC)は7月29日から8月2日にかけての週末の総収入が過去最高を記録したと発表し、上昇。高品質のシアターシステムを設計・製造するアイマックス(IMAX)も7月の世界興行収入が50年超の歴史の中で、月間最高興行収入達成したと発表し、上昇した。ホテル運営会社のマリオット(MAR)は、中東混乱の影響がワールドカップなどによる売り上げを相殺したとし、第3四半期の見通しが予想を下回り、下落。
ソフトウエアやAI(人工知能)のプラットフォーム、サービスなどを提供するパランティア・テクノロジーズ(PLTR)は取引終了後に決算を発表。内容が予想を上回り、時間外取引で買われている。半導体メーカーのオン・セミコンダクター(ON)も決算内容が好感され、買われている。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:日米財務相がさらなる協調介入も躊躇せずとの断固とした姿勢
3日のニューヨーク外為市場でドル・円は156円26銭まで下落後、157円23銭まで上昇し、157円20銭で引けた。
トランプ米大統領が対イラン大規模攻撃を中止したため原油価格の下落で長期金利低下に伴うドル売りが優勢となった。また、日米財務相がさらなる協調介入も躊躇せずとの断固とした姿勢を示したため円も引き続き堅調に推移した。その後、米7月ISM製造業景況指数が予想を上回りドル買いが再開した。
ユーロ・ドルは1.1535ドルから1.1500ドルまで下落し、1.1507ドルで引けた。
ユーロ・円は180円05銭まで下落後、180円88銭まで戻した。
日米の円安是正介入を警戒し、円は堅調に推移。
ポンド・ドルは1.3471ドルから1.3420ドルまで下落した。
ドル・スイスは0.8079フランから0.8115フランまで上昇した。
■NY原油:続落、米・イラン協議進展観測とOPECプラス増産で売り継続
8月3日のNY原油先物9月限は続落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は、前営業日比-0.48ドル(-0.59%)の80.28ドルで通常取引を終了した。通常取引の取引レンジは78.46-80.99ドル。トランプ大統領がイランへの計画していた攻撃を見送ったと日曜早朝に述べ、週明けに協議入りするとの観測が広がったことで前営業日からの供給リスク後退・急落の流れを引き継いだ。加えてOPECプラスが9月からの増産で2023年に導入した減産の段階的解除を完了させたことも相場の重石となり、売りが優勢の展開となった。通常取引終了後の時間外取引では主に80ドル前後で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 62.48ドル +0.53ドル(+0.85%)
モルガン・スタンレー(MS) 211.23ドル +0.81ドル(+0.38%)
ゴールドマン・サックス(GS)1027.06ドル +8.68ドル(+0.85%)
インテル(INTC) 91.00ドル +0.80ドル(+0.88%)
アップル(AAPL) 303.42ドル -5.49ドル(-1.77%)
アルファベット(GOOG) 372.47ドル +15.82ドル(+4.43%)
メタ(META) 590.24ドル +33.53ドル(+6.02%)
キャタピラー(CAT) 830.03ドル +15.22ドル(+1.86%)
アルコア(AA) 44.84ドル -0.42ドル(-0.92%)
ウォルマート(WMT) 110.71ドル -0.49ドル(-0.44%)
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