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薬箱を持っていない人は約3割、常備薬は医療費節約の第一歩

2017年5月12日 7:00

若者を中心に常備薬の習慣がなくなりつつある

若者を中心に常備薬の習慣がなくなりつつある

 最近の調査によると、1人当たり、1年で、医者にかかる回数は約12回、かかる医療費は30万円以上といわれている。「必要経費」とはわかっているものの、家計を逼迫させることには変わりない──。だったら、病気にきちんと備えて、通院回数を減らしませんか?

 2018年度から新たな『医療費適正化計画』がスタートする。13年連続で上がり続ける医療費を削減するために、各都道府県での医療費の地域差を是正する計画などを、国と都道府県が策定している。

 1人当たりの医療費がもっとも高い高知県に住む主婦・高橋良子さん(45才・仮名)はため息をつく。

「ちょっと風邪をひいて薬をもらいたいと病院に行くと、診察料と薬代で2000円くらいかかってしまう。薬も、風邪薬と一緒にのむ胃薬とかトローチとかを勝手につけられて、いつもなんだか損した気分になるんですよね…」

 そんな中、消費生活アドバイザーで、自身も薬剤師の資格を持つ阿部絢子さんは「なるべく医者にかからないようにすれば、医療費が削減できます」と言う。

「そのためにも、まずは自分で治すための備えをしておく。薬箱を用意しておくだけで、健康管理のしやすさが格段に変わります」(阿部さん)

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