閉じる ×
投資

「億り人」投資家が参考にした著名投資家の投資手法とは?

 いつからか投資の世界では、1億円以上を稼ぎ出した個人投資家のことを「億り人」と呼ぶようになった。彼らは、いかにして資産を築き上げているのか? まつのすけさん(ハンドルネーム。30代・投資歴12年・総資産1億円)が、自身の投資遍歴を振り返る。

クレカの特典で食事を楽しむことも多いまつのすけさん

クレカの特典で食事を楽しむことも多いまつのすけさん

 * * *
 2000年代中盤に保険会社に入社し、周りでも投資をやっている人が多かったので株を始めました。当初は40万円ぐらいからでしたが、相場がよかったので、適当に業績がよさそうな銘柄を買って持っているだけで上がり、200万円くらいまで殖やすことができました。

 ただ、ライブドア・ショックで初めて暴落を経験しました。

 このままではダメだと思い、バフェットやロジャーズ、グレアム、オニール、リバモアなどの著名投資家の本を読んで勉強しました。特に、オニールが提唱していた「新高値をつけた銘柄を買って、さらに高値で売る」という投資法はすごく新鮮でした。

 私も順張りを基本として、チャートが右肩上がりで業績がいい銘柄を買って、利が乗ったら伸ばしていく一方で、10%下落したら損切りするという手法で投資しました。これだと、損小利大になりやすいんです。

 また、「期待値が高いか」を過去データで分析するようにもしました。例えば、「ROE(株主資本利益率)は高いほうがいい」といわれますが、必ずしも株価が上昇するかというとそうではないですよね。

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。