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カリスマトレーダー池辺雪子 億の極意

トルコリラ円相場における投資家心理の変化と相場への影響

トルコリラ円相場における投資家心理の変化とは(写真:アフロ)

 トルコリラ円相場は、8月のトルコショックの下落時以降、モタモタした状況が続いている。FX(外国為替証拠金取引)でスワップ金利狙いの買いポジションを持ちながらも、じれったさを感じているトレーダーも少なくないようだ。今回はFXのカリスマ主婦トレーダーの池辺雪子さんが、トルコリラ円相場の現状について解説する。

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 8月のトルコショックを経て、トルコリラ円相場において変化が見られるようになりました。

 相場が1トルコリラ=22~23円台にあった時は「いよいよ底値か」と考えて買いポジションを積極的に持たれている方が多くいました。しかし今は、トルコリラ円相場の値動きに嫌気が差してしまって、相場から離れてしまった方も多いように見受けられます。

 くりっく365のデータでトルコリラ円相場における売買比率を確認しても、買い残が以前に比べて半減しており、新規買いが増えない状態が続いています。

 もちろん、引き続き金利狙いで買いポジションを持たれている方もいるようですが、その方々の様子も以前とは違っているように見受けられます。

 例えば「1トルコリラ=10円まで下がっても大丈夫」とか、もっと言えば「1トルコリラ=3円まで下がっても大丈夫」という感じで資金に余裕を持ってポジションを持つ方が増えた印象があります。中にはトルコリラ円が0円になっても大丈夫なように“丸代金”の感覚でトレードしている方もいるようです。

 ちょっと相場が下がったら強制ロスカットに引っかかってしまうような無茶なポジション取りをされている方が数多くいた以前のような状況とは異なる印象です。

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