投資

FX会社間の熾烈な競争 ついに「マイナススプレッド」も登場

買値と売値のスプレッドが小さいほど、トレードが成功する可能性は高くなる──これはFX(外国為替証拠金取引)の常識。そこで、トレーダーはより狭いスプレッドを提供するFX業者を探し、一方のFX会社は、他社よりも狭いスプレッドを提供しようとする。その結果、FX会社間で、熾烈なスプレッド競争が展開されることになる。

だが、その競争にも終止符が打たれるかもしれない。セントラル短資FXの『ウルトラFX』は、なんと“マイナススプレッド”を実現したからだ。マイナススプレッドとは、その名のとおり、買値の方が売値よりも安いということ。だが、果たしてそんなことが可能なのだろうか?

為替市場には、世界中の数多くの金融機関が参加し、独自に買値と売値を提示するが、当然各売値、買値にマイナススプレッドを提示する先はない。しかし、何らかの需給上の理由等で、瞬間的に、ある銀行の買値が別の銀行の売値よりも安くなる、ということがある。

そこで、『ウルトラFX』では、約定にあたりそうした金融機関同士の取引であるインターバンク市場とFXトレーダーを直結。トレーダーにとって最も有利な買値・売値を選んで提示することに成功した。

なぜそれが可能となったのかというと、セントラル短資FXのグループ会社であるセントラル短資は、100年以上の歴史を有する短資会社だから。短資会社とは、金融機関の短期資金の仲介を専門に行う会社で、顧客の大半は金融機関。その信用を背景に、セントラル短資FXは金融機関から質の高いレート提示を受けることができるのだ。

当然、常にマイナススプレッドが提示されているわけではない。同社の2014年1月の提示率は大体0.6%前後となっている。0.6%の提示率というのは、2分半で1秒程度マイナススプレッドになっている計算。

一見、ほんのわずかなタイミングに見えるが、同社のマイナススプレッドでの全約定に対するシェアを見ると、米ドル/円では全約定の8%、ポンド/円ではなんと60%を超えているという。投資家がマイナススプレッドの瞬間を狙いすましているのがよくわかる。

しかも、インターバンク市場と直結させたことで、マイナスでないときにも、スプレッドは極めて狭くなっている。2014年1月の同社のポンド/円の平均約定スプレッドは0.14pipsである。ほぼ“業界最狭水準”といえるだろう。

マイナススプレッドは、セントラル短資FXのサイトでいつでも見られる。ぜひ、マイナススプレッドを目撃して欲しい。

※マネーポスト2014年春号

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