水上紀行の為替相場の本質
2016年8月2日 19:00
「高いから買えない」「安いから売れない」はよく耳にする言葉です。 しかしちょっと誤解している部分もあるかもしれません。
たとえば「高いから買えない」の場合、値が高くなっているということは、それなりの理由があってのことです。まず言えることとして、高い水準にいるということは、マーケットのポジションはそれほどロングばかりではないということです。
もしポジション量がロングに偏っていれば、高い水準を維持できずに緩んでしまいます。
むしろ急速なショートポジションの買戻しによって、マーケット全体のポジションがスクエア(ノーポジ)になっているため、高止まりしていることが多いと言えます。
さらに「高いから買えない」のでショートを作ると、マーケットのポジションはショートになり、下がらなければショートポジションの買戻しに、むしろ買いが強まり、相場は上昇することになります。
特に上昇トレンド相場では、その上げについていくために、あえて「高いところを買っていく」つもりでなくては、なかなかトレンドには乗れません。
「高いから買えない」「安いから売れない」という言葉は相場が強いトレンド相場であればあるほど、相場に乗り遅れてしまうきっかけを作ってしまう可能性もあります。
しかしレンジ相場では、トレンド相場と同じように通用しないので、注意してください。
日々の為替情報につきましては、ブログ「Banya Market Forecast」やメルマガをご覧ください。
当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。
当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。