*08:17JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利の反発を受けてドルは下げ渋る可能性
14日のドル・円は、東京市場では147円67銭まで買われた後、146円84銭まで下落。欧米市場では145円61銭まで下落した後、147円11銭まで反落し、146円75銭で取引終了。本日15日のドル・円は主に146円台で推移か。米長期金利の反発を受けてドルは下げ渋る可能性がある。
報道によると、韓国政府当局者は5月14日、「企画財政省のチェ・ジヨン次官が米財務省のロバート・カプロス次官補と今月5日に会談し、ドル・ウォン市場について協議した」と述べた。第58回アジア開発銀行(ADB)年次総会の合間に両者は会談したようだ。ただ、米ブルームバーグニュースは、「米国は関税交渉の一環としてドル安交渉を行っていない」と報じている。市場参加者の間からは「世界的な貿易摩擦の緩和はドル高要因となるが、それだけで米国経済の持続的な成長が保証されるわけではない」との声が聞かれている。米国の関税措置と為替相場の関係についてはさらなる分析が必要となりそうだ。
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