*17:00JST 株ブロガー・さなさえ:国策テーマと好業績&割安株でトランプ相場の荒波を乗り越えましょ【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「さなさえ」氏(ブログ:『さなさえの麗しき投資ライフ』)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2025年5月14日17時に執筆
3、4月のこの記事では「トランプ政権の誕生で経済の先行きに不透明感はありますが、好業績への期待が持てる個別株で勝負しましょ♪」と、ご紹介してきた株は…およそここまでしっかりだったようです…。「それじゃこれからの戦略は?」と問われれば…もちろん、継続一択のさなさえです。
復活期待の夕刊フジ主催『株1GPグランドチャンピオン大会準優勝(21年度)』のアラフォー女性投資家が綴る当記事の連載も121回目。今回も表題のコラムと共に、最近の注目株をご紹介していきます。
<米中対立は緩和へ…個人投資家の戦略は?>
5月10~11日にスイスのジュネーブで行われた米国のベッセント財務長官とグリア通商代表と中国・何立峰副首相による米中貿易摩擦における直接協議において、双方が関税を115%引き下げる事で合意したと発表し、株式市場は世界規模で買いへと動く事になりました。引き続き、この二ヶ国の交渉で株価は左右されそうですね…はぁ(溜息)。
テクニカル的には、日経平均株価は5月14日現在、200移動平均線を超えて3万8000円台で足場を固める動きとなっていますが、2月28日に25日線が75日線を下回って「デッドクロス」を示してから弱気相場はまだ継続です。ただし、株価が75日線を上回った事で、そこのレジスタンスでのサポート転換が期待できる状況となっています。(レジサポ転換ってやつです♪)だからこそ、ここからは株価が再びこの75日線を下回らない限りは、押し目買い狙いの戦略でよさそうですね♪
今後も米中通商協議は続きますが、貿易摩緩和への期待感はどちらかの「ちゃぶ台返し」がない限りは継続でしょう。それならば目先もまた、強力なトレンドを秘めた国策テーマや好業績への期待のある割安株を狙ってみても面白いと思います。そんな訳で、今回はそんな株を中心にレポートしまっす♪
<ペロブスカイト太陽電池関連と好業績な株>
まずは経産省がペロブスカイト太陽電池について大都市圏(東京、大阪、愛知、福岡)で導入目標の策定を要請する事を報じられ、関連株への買いが入っていましたので注目します。直近の決算が好調で買い安心感が出てきたK&Oエナジーグループ<1663>、伊勢化学工業<4107>は、ペロブスカイト太陽電池の要でもあるヨウ素を生産している事もあり、ここからさらなる需要増に期待できそうです。逆に業績の復調に期待したいフジプレアム<4237>、エヌ・ピー・シー<6255>も出遅れ的な動きになればいいな、と期待します。そして日本政府がバイオベンチャーのスタートアップ支援に注力している事により、再生医療、特にiPS細胞関連へと注目が集まっています。まずは8日の大引け後に配当方針の変更と配当の大幅な増額修正を発表したニッピ<7932>は連騰していましたが、まだ割安感がありますね。そうなればバイオ商社であるコスモ・バイオ<3386>、iPS細胞保存などに使われるピュアセリシンを手掛けるセーレン<3569>などにも商機ありですね。東大・京大と研究のバイオベンチャーのリプロセル<4978>もチェックです。
あとは直近で個人的に注目した個別株をおまけで…生活防衛関連からメルカリ<4385>とジモティー<7082>。そして今週決算を通過した個別株からは…前期配当を大幅に増額した栗本鐵工所<5602>は、ナノテク・炭素繊維も手掛け、防災関連としての強みもありますね。TSCMの進出など開発が続く九州での製造派遣や、都市圏で不動産開発を手掛けるワールドHD<2429>も動いてきています。それぞれまだ割安なので続伸に期待しちゃいますね♪
はい、ホントはもっと色々ご紹介したいのですが…今回は以上でっす♪
ここ最近のわたしのブログでは、上記でご紹介した株以外にも「さなさえのひとり株1GP」として月毎の『注目3銘柄』をピックアップして、毎週末にその値幅を計測しています。もちろん株以外のネタも多種多様…怖いもの見たさでもお気軽にどうぞ (笑)。ではでは。Have a nice trade.
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執筆者名:さなさえ
ブログ名:『さなさえの麗しき投資ライフ』
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