閉じる ×
閉じるボタン
有料会員限定機能の「クリップ」で
お気に入りの記事を保存できます。
クリップした記事は「マイページ」に
一覧で表示されます。
マネーポストWEBプレミアムに
ご登録済みの方はこちら
小学館IDをお持ちでない方はこちら
FiscoNews

【注目トピックス 日本株】株式会社ケイファーマ×著名投資家はっしゃん氏対談動画文字起こし(10)

*15:10JST 株式会社ケイファーマ×著名投資家はっしゃん氏対談動画文字起こし(10)
ケイファーマ<4896>

ここからは、これまでお話ししてきた内容をまとめる形になります。現在、研究体制の強化に加え、人員強化、新しいモダリティ(技術的基盤)を取り入れることで、当社の「第三の矢」となるような次世代技術の確立を目指しています。これらの技術は将来的に活用できるよう、社内での準備を進めています。

また、情報開示については、他社と同様に適時開示、IR活動、メディア対応などを行っており、透明性の高い情報発信に努めています。当社は研究開発型企業として、学会発表にも積極的に取り組んでいます。国際的な学術学会への参加も継続しており、来週には香港で開催される「国際幹細胞学会(ISSCR)」に出席予定です。岡野先生が次期プレジデントを務める予定で、同学会での発表も予定しています。

最後に成長戦略についてご説明します。当社はこれまで、希少疾患に該当する神経系疾患に注力してきました。これらの疾患には共通する病態や治療標的が存在し、ひとつの技術や薬剤が複数の疾患に応用できる可能性があります。

そのため、今後はモダリティベースでの展開を見据え、アルツハイマー型認知症など、より幅広い神経疾患への応用も視野に入れています。「希少疾患しか扱っていない企業」ではなく、「神経系を中心に複数の領域へ展開できる企業」であることを示していきたいと考えています。これは「レア to コモン戦略」として、戦略的に構想しているテーマの一つです。

こちらは、ALSの市場です。アメリカ市場では、8,250億円以上あります。どうしてかというと、薬価が非常に高く、現在では一人あたり年間約19万ドル、日本円で約3,000万円に達するケースもあります。対象患者数が約3.3万人と仮定した場合、それだけで巨大な市場が形成されます。日本国内では薬価がやや抑えられているものの、欧州市場を含めて考えると、ひとつの製品が上市されるだけで非常に大きなマーケットが広がることになります。

株式会社ケイファーマ×著名投資家はっしゃん氏対談動画文字起こし(11)に続く

<MY>

fisco

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。