*06:43JST NY為替:米小売売上高や雇用関連指標が強く利下げ観測後退
17日のニューヨーク外為市場でドル・円は149円09銭へ上昇後、148円38銭まで反落し、148円58銭で引けた。米6月小売売上高が予想以上に回復したほか、米週次新規失業保険申請件数が前回から増加予想に反し、減少し労働市場の底堅さを証明したため長期金利上昇に伴いドル買いに拍車がかかった。また、米連邦準備制度理事会(FRB)のクーグラー理事や米サンフランシスコ連銀のデイリー総裁が利下げに慎重な姿勢を示したこともドル買い材料となった。
ユーロ・ドルは1.1557ドルへ下落後、1.1602ドルまで反発し、1.1598ドルで引けた。ユーロ・円は172円47銭から171円94銭まで下落した。ポンド・ドルは1.3380ドルまで下落後、1.3420ドルまで上昇。ドル・スイスは0.8064フランへ上昇後、0.8037フランまで反落した。
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