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FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】NY株式:NYダウは179ドル高、主要企業の強弱まちまち決算でもみ合い

*05:41JST NY株式:NYダウは179ドル高、主要企業の強弱まちまち決算でもみ合い
米国株式市場はまちまち。ダウ平均は179.37ドル高の44502.44ドル、ナスダックは81.48ポイント安の20892.69で取引を終了した。

主要企業決算の結果受け、寄り付き後、まちまち。一部企業が関税の影響で慎重な見通しを示し、警戒されたが、ベッセント財務長官が中国との会談で、双方の高関税停止合意延長も協議する可能性に言及したほか、トランプ大統領がフィリピンとの通商協議で合意の可能性を示唆し、好感材料となった。また、DRホートン(DHI)の好決算を受けた住宅セクターがけん引し、ダウは上昇に転じた。終盤にかけ上げ幅を拡大。ナスダックは史上最高値付近からの利益確定売りに押され、まちまちで終了した。S&P500種指数は連日で過去最高値を更新。セクター別では耐久消費財・アパレルや不動産が上昇した一方、半導体・同製造装置が下落した。

住宅建設会社のDRホートン(DHI)は四半期決算で受注や1株当たり利益が予想を上回ったほか、見通しも予想を上回り、上昇。同業のレナー(LEN)も期待感に上昇した。小売りのコールズ(KSS)は投機家の買いをきっかけに、売り持ちポジションの買戻しを巻き込み、上昇。検索のグーグルを運営するアルファベット(GOOG)は決算を期待した買いに上昇した。地銀のPNCファイナンシャル・サービシズ・グループ(PNC)は暗号資産の取引プラットフォーム提供するコインベース・グローバル(COIN)と提携を発表、顧客にサービスを提供することを明らかにし、買われた。

防衛のロッキード・マーチン(LMT)は第2四半期決算で多額の費用計上で大幅減益となったほか、通期の1株当たり利益見通しの下方修正が嫌気され、下落。自動車メーカーのゼネラル・モーターズ(GM)は第2四半期決算で調整後の1株当たり利益が予想を上回ったが、トランプ政権の関税策の影響で利益が11億ドル押し下げられたと指摘し、関税コストが今四半期に一段と響いている可能性を警告し、売られた。

半導体のテキサス・インスツルメンツ(TXN)は取引終了後に決算を発表。1株当たり利益が予想を上回ったが、第3四半期の見通しが冴えず、時間外取引で売られている。

(Horiko Capital Management LLC)

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