*13:46JST タクマ---北広島町の教育機関で卒FIT小水力発電の電力活用を開始
タクマ<6013>は28日、子会社のタクマエナジーの支援のもと一般社団法人北広島町地域エネルギー会社が中国エリアで初となる町営小水力発電所の卒FIT電力を活用した教育機関への電力供給を開始したと発表した。本取り組みは、町が保有する小水力発電所で生み出された再生可能エネルギーを、町内の教育機関に供給することで、脱炭素化とエネルギーの地産地消を同時に実現するもの。
まずは町内すべての小中学校や、図書館などの教育関連施設を電力の供給先とし、教育機関の電力消費に伴うCO2排出ゼロを目指す。売電収益の一部は、子育てや教育環境の充実、生物多様性の保全など、北広島町の公益活動に利用される予定である。
環境省の「脱炭素先行地域」に選定されている北広島町では、エネルギーの地産地消の拡大に向けて、今後、新たな小水力発電所の整備や、太陽光発電設備の導入などを検討していく。
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