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FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、調整売りも米利下げ観測後退で

*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、調整売りも米利下げ観測後退で
1日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。上昇ピッチの速さから、ドルに利益確定売りが強まりそうだ。ただ、今晩の米雇用統計が想定に沿った内容なら、利下げ観測後退によるドル買いが続くだろう。

前日発表された米経済指標で新規失業保険申請件数は予想より強く、雇用情勢の改善が好感された。また、コアPCE価格指数は伸びが加速し米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げが遠のき、金利高・ドル高基調に。ユーロ・ドルは月末要因で買い戻される場面もあったが、1.14ドル付近に下落。ドル・円は節目150円を上抜け、3月以来の高値圏に浮上。本日アジア市場で調整のドル売りも、ドル・円は150円台に定着した。

この後の海外市場は日米金融政策を消化。ドル・円は1週間で約5円程度も強含んでおり、上昇ピッチの速さから利益確定売りが出やすい。ただ、日銀は前日の政策発表で利上げ時期は不透明になり、引き続き円売りが主要通貨を押し上げる。また、今晩発表の米雇用統計は非農業部門雇用者数と失業率が悪化も、平均時給は伸びが加速するとみられる。インフレ押し上げ圧力が意識されれば、9月の利下げ観測の低下でドル買いをサポートしそうだ。

【今日の欧米市場の予定】
・18:00 ユーロ圏・7月消費者物価指数(予想:前年比+1.9%、6月:+2.0%)
・18:00 ユーロ圏・7月消費者物価コア指数(予想:前年比+2.3%、6月:+2.3%)
・21:30 米・7月非農業部門雇用者数(予想:前月比+10.4万人、6月:+14.7万人)
・21:30 米・7月失業率(予想:4.2%、6月:4.1%)
・21:30 米・7月平均時間給(予想:前年比+3.8%、6月:+3.7%)
・23:00 米・7月ISM製造業景況指数(予想:49.5、6月:49.0)

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fisco

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