*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:買い一巡後はもち合いか
本日の東証グロース市場250指数先物は、買い一巡後のもち合いを見込む。前日4日のダウ平均は585.06ドル高の44173.64ドル、ナスダックは403.45pt高の21053.58ptで取引を終了した。弱い雇用統計を受けて早期利下げ期待が強まり、寄り付き後、上昇。主要企業決算への期待も支援し、相場は終日堅調に推移した。終盤にかけ、上げ幅を拡大し、終了。上昇した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、買い一巡後のもち合いを予想する。米株高やVIX指数の一服など、外部環境が安定しており、買い優勢の始まりが見込まれる。各種移動平均線を再度上回ってきたことに加え、昨日に下値抵抗力を発揮したことから、底堅い動きが予想される。一方、6月高値を超えられていないことから、戻り売りや利益確定売りが見込まれるほか、日足ストキャスティクスに高値警戒感が出ているため、上値が重くなる可能性もある。プライム市場との相関性も低下しており、日経平均株価が上昇する局面では、短期資金が流出する場面も視野に入れたい。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比6pt高の762ptで終えている。上値のメドは770pt、下値のメドは750ptとする。
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